夏は気温が高くなり、体内の水分が失われやすい季節です。
そこで一般的に今まで言われていることですが、これにも注意が必要なようです。
- 十分な水を飲む: 水分補給の基本ですが、特に夏はこまめに水を飲むことが重要です。のどが渇いたと感じる前に定期的に水を摂るようにしましょう。
- スポーツドリンクの利用: 激しい運動をする場合や長時間外にいる場合は、水だけでなく電解質が含まれたスポーツドリンクを摂ると効果的です。これにより体内の塩分も補充されます。
- 食事からの水分摂取: フルーツや野菜には水分が豊富に含まれています。スイカやキュウリ、トマトなどは特に水分補給に適していますので、積極的に摂ると良いでしょう。
- アルコールとカフェインの摂取に注意: アルコールやカフェインは利尿作用があり、体内の水分を失いやすくします。これらを摂取する場合は、水分補給に気をつける必要があります。
- 外出時の準備: 外出時には常に水筒を持ち歩くようにし、こまめに水を補充する習慣をつけると良いですね。特に長時間の外出や運動後は、失った水分を迅速に補充することが大切です。
これらのポイントを意識することで、夏の水分補給を効果的に行い、健康を維持することができます。
熱中症などの体調不良を予防するためにも、夏の時期は特に水分補給が必須です。
外出時には、ペットボトルや水筒を持ち歩き、外でもこまめに水分を摂っている人は多いでしょう。
あなたは『正しい方法』で水分補給をしていますか。
『間違った水分補給3選』を消防本部が紹介
2024年7月13日、福岡県の大牟田市消防本部のInstagramアカウントは、クイズ形式の動画で『間違った水分補給3選』を紹介しました。
1.ノドが渇くまで飲まない
汗をかいた後、同僚に水分をすすめられるも「ノドが渇いていないから、いらない」と断る隊員。
解説によると、ノドが渇いていなくても、実は身体が脱水状態になっていることがあるといいます。
特に歳を重ねるとノドの乾きに鈍くなるといわれており、起床後や外出先から戻った後など、定期的な水分補給が必要です。
2.コーヒーやお酒で水分を摂る
コーヒーと酒で乾杯をする隊員たち。
つい、コーヒーやお酒で水分を摂った気分になりますが、カフェインやアルコールを含むものには利尿作用があるため、身体から水分が抜けてしまうといいます。
水分補給には適していないため注意しましょう。
3.水しか飲まない
「水の量が大事なんだよ」といって、大量の水を飲もうとしている、隊員。
汗をかくと水分以外に塩分も失われています。
汗をたくさんかいた後は、スポーツドリンクや経口補水液など塩分を含むものを飲むようにしましょう。
「水分ならなんでもいい」「ノドが乾いたら飲もう」と思っていた人もいるかもしれません。
身近な水分補給に隠された『落とし穴』には「勉強になりました」「水分は一気飲みじゃなくて、こまめに摂取がいいんですね」といった声が寄せられています。
正しい水分補給の知識を身に着けて、健康に夏を乗り切りましょう!
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- omuta.fd