サグラダ・ファミリアは、スペインのバルセロナにあるカトリック教会のバシリカで、アントニ・ガウディの未完成作品です。
正式名称は「聖家族贖罪教会」(カタルーニャ語: Temple Expiatori de la Sagrada Família)で、日本語では「聖家族教会」と呼ばれることもあります。
ガウディの独創的な建築様式が詰まったこの建物は、象徴詩的なシンボロジーと共に、パラボリックな(放物線状の)構造のアーチや、鐘楼に据えられた自然主義と抽象主義の混在する彫刻などで、大胆な建築様式を誇っています。
建築家アントニ・ガウディは、設計を変更したものの既存の計画は踏襲されました。
1926年にガウディが亡くなるまで、彼はライフワークとしてサグラダ・ファミリアの設計・建築に取り組みました。
しかし、ガウディの死後、スペイン内戦によりガウディが残した設計図や模型、ガウディの構想に基づき弟子たちが作成した資料のほとんどが散逸しました。
これによりガウディの構想を完全に実現することが不可能となり、その時代の建築家がガウディの設計構想を推測するといった形で現在も建設が行われています。
サグラダ・ファミリアは、生誕のファサード、受難のファサード、内部、聖母マリア&福音書記者の塔が造られました。
2018年からイエスの塔が造られています。数年後に正門(栄光のファサード)の建設工事が始まるでしょう。
サグラダ・ファミリアが完成したら、世界一の高いカトリックの教会(高さ172m)になるでしょう。
2026年にガウディの没後100年にあたる年に完成予定と発表されていましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に大流行した影響で、完成が遅延する見込みとされています。
しかしながら、2024年3月にCNNが2026年までに完成すると報じました。
サグラダ・ファミリアは、その独創性と美しさから、スペインで最も観光客を集めたモニュメントとなり、2019年には470万人を集めました。
この建物は、2005年に「アントニ・ガウディの作品群」を構成する物件としてユネスコの世界文化遺産に登録されています。
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ライブドアニュース
@livedoornews【ついに】サグラダ・ファミリア聖堂、2026年に完成へ スペイン news.livedoor.com/article/detail… 6つの塔のうち最後の塔の建設が完了すれば、サグラダ・ファミリア聖堂は完成を迎える。サグラダ・ファミリア聖堂が完成すれば、ドイツのウルム大聖堂を抜いて世界一高い教会となる。 pic.twitter.com/lQYobNW5LH
YAS gj
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